2.22。一日を大切にすごしたいと思って、
古代アーユルヴェーダにある<アグニホートラ>の瞑想へ。
ギリシャから来た、zoiさんが執り行ってくれました。

これは聖なる火と煙、音による浄化の儀式です。
微細な倍音、振動の深さ。
乾燥させた牛の糞(これが干し草のようなとてもよい香り)に、
ギー油をそそいで火をかきたてます。
ときおりお米を混ぜます。
お米は燻霧したときに陰陽のバランスがすばらしいのだそうで、麦はだめとのこと。
チリチリ、パチパチ・・・燃える音が気持よい。
そして、そこに、ミュージシャンの悠さんが、シンギングボールやカリンバや、遊琴など、
さまざまな倍音楽器を絶妙にからませて奏でます。
わたしたちは、それぞれのスペースで、それぞれのペースで、瞑想します。
自然とダンスもおこります。
この会に誘ってくれた友人がそっと手渡してくれた可愛いキャンドルを受け取ると、
火というものの神聖さに打ち震えました。
火への感謝がもの凄い勢いでやってきて、涙が溢れてきました。
そしてそれから、私たちの犯した間違った火の使い方に対してのごめんなさい、という気持。
地球への、あらゆる生きとし生けるものへの、ごめんなさいという気持がこみあげて、
涙止まらず。。
優しい遊琴の調べのなか、感謝と祈りとともに火と戯れる。
50数年の人生のなかで、こんなに深く火を感じ、想ったことは初めてです。

フェイスブックでこの話を書いたところ、そこからまた話が盛り上がったので、
新月に光をともして、メディテーション・ダンスの時間をもちたいなあ~なんて思っています。
もちろん香りのなかで・・・
ご興味ある方は、どうぞお問い合わせくださいネ。
おもしろいことに、火を感じるなかで、心のなかで水や風を感じたりもしていました。
自分自身がそうしたエレメントでできているということなんだなあ、
そういうことなんだなあ、
と後から、納得したような気がします。
瞑想ののち、湯島へ梅の香りをかぎに。
花ぞ昔の香ににほひける。。
